月光

昭和の街並から、その名残の風景まで・・

東慶寺 春のひざし

f:id:gekkousya:20200914195151j:plain

右は武田泰淳夫人の百合子さん 一番左が泰淳 昭和50年(1975)4月

f:id:gekkousya:20200914195428j:plain

笑顔が美しい百合子さん 実はこの時の受賞者ではない

この年の受賞者は吉野せいさんと、島尾ミホさん「海辺の生と死」 授賞式の前に確か夫の島尾敏雄が自転車で転んで骨折。出席できず代わりに百合子さんが。

武田泰淳(翌76年没)と瀬戸内寂聴は選考委員。百合子さんはなんと2年後に家族との別荘での生活を描いた「富士日記」で田村俊子賞受賞。名前がでた中で存命は寂聴さんだけになってしまった。